準備段階っていつからいつまで?
出生から生後1歳半ぐらいまでを準備段階と定義していますが、具体的には、生まれてからだいたい日本語で単語を10個ぐらい覚えるまでの間です。年齢よりも発達具合を基準にしてください。子どもに以下のような様子がちらほら見られたらステージ1に移って下さい。
- 伝えたいことを指で指して伝えようとする。
- 親の指示を理解して従い始める。
- 親の言うことを真似をして繰り返して言う。
- 日本語で言える単語(バイバイ、ブッブー、パパ、ママなど)が10個以上ある。
準備段階では何をしたらいいの?
準備段階の子は、まだ言語の理解はできませんが、この時期に英語にたくさん触れ合うことによって、英語の音を聞き分けることができたり、英語が生活の中に自然にとけ込んでいる状態を作ることができます。これができていると、ステージ1・ステージ2に移ったときに、日本語訛りではない英語の発音が自然に真似ができたり、英語で話すことを嫌がったりすることが少なくなったりしますので、英語の肥やしを蒔いているつもりでコツコツと頑張りましょう。
親の上達にとっても、この時期は肥やしを蒔くつもりで練習をすると良いでしょう。子への語りかけ・歌・絵本の読み聞かせを行う際に、まずは自分で学習し、関連するボキャブラリーを増やしたり、文法を習得したりできると良いですね。「自分で語りかけ・歌・絵本の内容を学習→自分の口に馴染むまで繰り返し練習→子に実施する」という流れで進めていけるとベストです。
以下に、日々気をつけて取り組んでいくべき内容を挙げています。
- 日々の生活の中で、英語で語りかけをしてあげましょう。最初は”Good morning!” “Good night!”から始めて、徐々に表現を増やしていけると良いですね。具体的な語りかけの内容はトレーニングプランで習っていきます。
- 英語の歌を歌ってあげましょう。簡単な振りがついているものは親も子も楽しくなって良いですね。
- 毎日、最低1冊は英語の絵本の読み語りをしてあげましょう。
- ネイティブの音声を一日30分以上聞かせてあげましょう。CDのようなものを再生するのも良いですし、親が瞬間英作文や音読練習をすれば、子は自然に英語の音声を聞くことになるので一石二鳥ですね!子はネイティブの発音と親の発音が違うなぁ〜なんて思いながら聞いているかもしれませんよ!(笑)
- もしもテレビを解禁しているのであれば、子に見せるテレビはなるべく(できればすべて)英語にしましょう。HuluやNetflixなどのサービスを利用するのも良いでしょうし、普通のテレビ番組でも副音声にすれば英語で見られるものもたくさんあるので、それらを録画して再生するのも良いでしょう。英語でみることができるテレビ番組を別記事に載せていますので参考にしてください。
無料で観ることができてお得!副音声に英語がある幼児用テレビ番組
準備段階の目標は?
この時期の子の目標と親の目標は以下のとおりです。
子の目標
- 英語の音に慣れる
- 英語は楽しいものだと感じる
- 英語が生活の中で当たり前になる
親の目標
- 日々の生活の中で、子どもへの英語で語りかけを習慣化する
- 毎日1曲以上、英語でわらべ歌を歌ってあげる
- 毎日1冊以上、英語の絵本を読んであげる
- 基本的な文法を習得する
- 子育て・語りかけ用語のボキャブラリーを増やす
準備段階のトレーニングプランについて
準備段階でのトレーニングプランをこのウェブサイト上で無料で公開しています。この時期は子育てだけで大変な時期ですので、無理のないようにゆっくりコツコツと、でも確実に進めていきましょう。このウェブサイトでは1週間ずつに分けたトレーニングプランを公開しています。週に5日は繰り返し練習を行い、2日は予備日として空けておけるようなプランをたてています。自力で進めていける方は教材を購入して進めていけば良いのですが、一人で練習するのは難しいなと思われる方には、Cafetalkというウェブサイトにて、私のSkypeレッスンやビデオレッスンを受けてみてください。きっと助けになると思いますよ!
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